西野七瀬、人生初の20cm髪バッサリ 「電影少女」天野アイ役を完全再現

 髪を20センチ切り、主人公のアイを演じる西野七瀬=テレビ東京六本木本社(撮影・堀内翔)
 西野七瀬
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 アイドルグループ乃木坂46の西野七瀬(23)が12日、都内で行われた、テレビ東京系の初主演ドラマ「電影少女-VIDEO GIRL AI 2018-」(13日スタート。土曜、深夜0・20)の制作発表に、W主演を組む野村周平(24)、飯豊まりえ(20)らと登場した。

 週刊少年ジャンプの人気漫画のヒロイン・天野アイを、20センチも髪をカットして完全再現。好きなキャラクターに「…翔くん」と野村演じる高校生を指名。思わぬ“アイの告白”で野村を舞い上がらせた。

 昨年末は乃木坂46を、白石麻衣(25)とWセンターを務める「インフルエンサー」で日本レコード大賞へと導いた西野が、新年は女優業でファンを魅了する。

 「電影-」は週刊少年ジャンプに89年から連載された人気漫画。西野はビデオ画面から飛び出し、野村演じる男子高校生・弄内翔(もてうち・しょう)と共同生活を送るヒロインのビデオガール・天野アイを演じる。

 髪をバッサリ切って完全再現。「人生で初めてバッサリ切りましたが、意外にしっくりきてます。我ながらアイちゃんがカワイイ」と自画自賛した。

 そっくりな外見とは違い、内面の役作りには苦労した。アイは男っぽく活発なキャラで、「人見知りなので、知らない人には壁を作るところから始まる」と自己分析する素顔とはまるで正反対。「違う部分しかなかったので、1話はまだ完ぺきには届いてないかな」と反省しつつ「撮影中はアイちゃんっぽさが残って、乃木坂の現場でもしゃべり方が男の子っぽくなってました」と強く影響を受けたことを苦笑しながら明かした。

 好きな男性キャラを聞かれ、「タイプですか…翔くん。とにかく優しい人なので」と“アイの告白”。自身の役を指名された野村は、「演じてるの、俺!!俺が出してる優しさなので、ほぼ俺が好きと言ってるようなもの」と浮かれていた。

 原作の「電影少女」は、少年ジャンプで黄金期を迎えていた89~92年に連載された、桂正和氏のSF恋愛漫画。累計発行部数1400万部を記録しているヒット作だ。恋に悩む男子高校生・弄内洋太が、不思議なレンタルビデオショップ「GOKURAKU」で借りたビデオから飛び出した謎の美少女・アイと出会うところから、ストーリーが始まる。ドラマ版は、原作から25年後の現代が設定の“続編”となり、アイと洋太のおいっ子・翔が主役となる。

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