宮川大助・花子 20年に引退を考えた…紫綬褒章受章し生涯現役宣言

 昨年、紫綬褒章を受章した漫才師の「宮川大助・花子」が15日、大阪市内で受章記念イベント「ベストマイワイフ」(4月1日、なんばグランド花月)の発表会見を行い、漫才師として生涯現役を宣言した。

 大助(68)は昨年、数回手術を経験し体力的な衰えも感じていたと説明。その上で2020年に一線から退くことを夫婦で具体的に話し合っていたと明かした。

 それでも生涯現役を決めた背景には紫綬褒章の受章があった。「いただいて、もうちょっと頑張れと言われたと思う」と振り返り、2つのエピソードを披露。昨年行われた伝達式を振り返り「陛下からお言葉をかけてもらったんです。『お身体大丈夫ですか。身体を大切にますます頑張ってください』との言葉でした」と明かし、同じ病院に通院する90代女性からも「2人の笑いは必要だから、まだまだ頑張ってと励まされた」と回顧。励ましの声に感激し・涙したといい、「倒れるまでいこうと嫁さんと話しました」と生涯現役を誓った。

 受章後には芸風にも変化があったという。大助は「これまで、すごい勢いで漫才をしていたけれど最近はユーモアに持って行く方がお客さんも喜ばれて。ぬくもりを求めている。わびさびというか」と説明。花子(63)も「若い子に勝とうとは思わない。自分たちは自分たちで、心新たに頑張ります」とさらなる飛躍を誓った。

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