北山たけし キタサンブラックの次はキタサンタケシが頑張る! 演歌界の賞金王に
歌手・北山たけし(43)が15日、都内で新曲「アカシアの街で」のプレミアムイベントを開催。デビュー15周年を迎える記念イヤーのスタートを切った。
昨年は師匠・北島三郎(81)の所有するキタサンブラックが、歴代タイのG17勝、歴代賞金1位、2年連続年度代表馬と歴史的な活躍の末に引退したが、今年は北山が代わりに台頭する覚悟。自分は“キタサン(北山)タケシ”とばかりに「演歌界の賞金(年収)王、そして年度代表歌手を目指します」と高らか宣言した。「師匠も体調が戻って“今年は走る”と言っている。自分も頑張らねば」と決意は固い。
そんな北山に強力な助っ人が登場した。北山は、幼少期に父・渡辺英気さん(71)のスパルタレッスンを受けたことで歌手の礎を築いた。この日のイベントは、故郷の福岡県柳川市でカラオケ塾を営む父が、1000通の応募の中から抽選で選ばれた100人のファンにレッスンを行うというもの。
さすがに、ウサギ跳びや逆立ち、父を背負っての発声練習といった当時のような厳しいレッスンはなかったが「当時のレッスンは、今日の100倍以上厳しかった。でも父と夢を追ったころを思い出した。初心にかえった」と、原点に立ち返る一方で、当時を思い出して感極まって涙を流す場面も。
最後は父と「まつり」を熱唱し景気づけ。記念イヤーのスタートにはいい“調教”となったようで「これを新たなスタートに頑張っていきたい」と力強く語った。