１５日に電撃引退を発表したももいろクローバーＺの有安杏果が１５日、フジテレビ系「めざましテレビ」で、引退決意は１年前からと明かした。また佐々木彩夏は引退を告げられた時の様子を明かし、一部で激怒報道が出たことに「そんなに怒ってない」と笑いながら否定した。

　番組ではももクロが生出演し、有安の引退について説明。軽部真一アナから改めて、今年が１０周年で、人気絶頂のこの時期での引退について聞かれると、有安は「毎年１周年、２周年と大事にやってきたので１０周年で力が入るとかではなく、１つ１つライブは後悔なくやってきた」と、決して突発的な考えではなく熟慮した末の決断と説明。

　具体的に決めた時期について聞かれると「たくさん考えて、１年ぐらい前だった」と、約１年かけて出した決断と語った。

　他のメンバーは有安からのグループ卒業、そして引退については「年明け前に聞いた」（百田夏菜子）といい、「衝撃的すぎて。どこかでずっと５人でという思いがあった。４人というイメージはつきづらいから、どうしていくのかという不安もあるが前向きな気持ちで送りだしてあげたい」（百田）と前を向いた。

　また佐々木は、最初に有安に打ち明けられた時の様子を述懐。「メンバーとマネジャーさんと話し合う機会があったんですけど、みんな黙りこくっちゃってどうしようと…」と気まずい沈黙が流れたという。三宅正治アナが「なんか、（佐々木が）怒ったっていう…」と切り込むと、佐々木は「何かニュースになってるんですけど、そんな怒ってはいない、めっちゃふざけんな！とかは言ってない」と笑いながら否定。ただ、沈黙を破ったのが佐々木だったことも明かし、百田も「先陣切って話してくれて、最年少がすごくしっかりしてた」と感謝していた。