俳優の沢村一樹が１６日、ＮＨＫ「あさイチ」に生出演し、有働由美子アナウンサーから朝ドラ「ひよっこ」の話を振られ「実さんと言われると、僕も一瞬記憶喪失みたいになっちゃう」と苦笑いで振り返った。沢村は昨年放送された「ひよっこ」で、主人公の記憶喪失となる父親を演じていた。

　番組冒頭、あいさつに立った沢村に、有働アナはいきなり「そういえば、実さん！」と、沢村をひよっこ時の役名で呼びかけると「実さんはどうだったんですか？別生活をしている間、東京で…。気になってたんです。お二人の関係」と、出稼ぎ先の東京で記憶を無くし、女優と同居していた時期の話をいきなり質問した。

　これに沢村は一瞬ポカンとしたものの、すぐに「そう、そうなんです。新しい記憶を取り戻すと、古い記憶は忘れちゃうことが多いらしい」と語り、女優と過ごした東京時代の記憶は“忘れた”と主張した。

　すると有働アナは「男性の言い訳のようにも聞こえますが」と苦笑いで突っ込むと、沢村は「実さんと言われると、僕も一瞬記憶喪失みたいになっちゃう。実さん、まだ記憶は戻ってないんで」と振り返り、有働アナを納得させていた。