ももクロ改名の噂を直撃 マネジャー「やぶさかではない」
メンバーの有安杏果(22)が21日のライブをもって卒業すると発表した、ももいろクローバーZの“改名論争”がネット上で話題となっている。ももクロに直撃すると、マネジャーの川上アキラ氏(43)は「『所属事務所は、やぶさかではない』と書いておいてください」とニヤリ。果たして、どうなるのだろうか-。
ももクロは、2011年4月に早見あかり(22)が脱退した際、名前を「ももいろクローバー」から「-Z」に改名した。人気アニメ「ドラゴンボール」が続編でタイトルに「Z」を冠したのが由来で、その後、シリーズは「GT」「改」「超」と続いている。有安の卒業発表とともに、ネット上では「GT」に改名する説が飛び交った。
ももクロの5人が報告のため本社を訪れた15日、改名の可能性を問うと川上氏は「いいっすね、みなさん。話が早い。はい『ももいろクローバーGT!!』って言ってみて」とメンバーにパス。佐々木彩夏(21)は「やだ~」と机につっぷし、高城れに(24)も「反対!!反対!!」と両手でバッテンポーズを作った。4人の拒否反応を見て、有安は楽しそうにニコニコ笑っていた。
「-Z」に改名した際もメンバーは猛反対している。ところが、リーダーの百田夏菜子(23)によると「翌日、テレビを見たら『Zに改名』ってなっていた」と外堀を固められており「今回もどうなるのか怖いですよね…」と表情は苦かった。
かつてはメンバーの加入・脱退が相次いだが、5人体制の「Z」になってからは安定。国民的アイドルグループへと駆け上ってきた。今年で結成10周年。夏にはアニバーサリーの大規模公演を予告しており、高城は「10周年(ライブ)のときにはみんなで『Z』って言いたい気持ちがある。『Z』は長いので、大事にしたい」と“Z愛”を口にした。
有安の巣立ちを経て、新章に突入する「ももクロ」だが、5人の汗と涙が詰まった「Z」の魂が消えないことだけは確かだろう。