上地雄輔、「ウルルン」を振り返る「お盆も持たずに本当のゆーすけ100パーセント」
歌手で俳優の上地雄輔が16日、公式ブログを更新し、2002年にTBS系「世界ウルルン滞在記」(1995~2013年)に出演した時の思い出を振り返っている。
上地は2002年放送の「ウルルン」で、エクアドルのアマゾン川上流で生活するワオラニ族と暮らした。「アマゾンのちょー奥地。行くだけで着いたの日本を出てから4日後の朝」という遠方だ。
「食事はみんなが口からペッ!オェッ!て吐いて唾液や胃液で消毒した芋を何日か置いたあと雨水に入れたチチャを食べ。おかずはその日に取れた猿か猪か鳥をちょっと湯がいて食べ。オヤツは蛾の幼虫を生きたまま手づかみでグチャグチャ食ってた」と、ワオラニ族の食生活を説明。
クルーはワオラニ族と暮らしたわけではなく、上地だけが「自然に囲まれ、争いもなく、狩して帰って笑って歌って食って寝る」ワオラニ族の中で生活。
「俺1人は、みんなと暮らして狩に出て、本当に危ない時も楽しい時も部族のみんなと一緒だったから、気付いたらカメラで撮られてたみたいな感覚でした(笑)だから途中から俺も全裸になってました お盆も持たずに本当の ゆーすけ100パーセント 恥ずかしいと思う事が恥ずかしいと思った(笑)」と、ワオラニ族に同化していた当時の感覚を振り返った。
上地は「あの頃小さかった子供たちももぅ20歳くらいかな。もぉ会えないだろぉなぁ」としみじみ。ワオラニ族は「毎日毎回気持ちを歌にする部族」で、当時は「困ってた」「なんのこっちゃ戸惑った」と、困惑していたという上地だが、その後はシンガー・ソングライターとして活躍。「今ずっと自分の気持ちを歌にして発表してます(笑)不思議だねぇ」と、感慨にふけっている。