だいすけお兄さん 夢かない、ディズニー声優に「楽しみでしょうがなかった」
NHKの子供番組「おかあさんといっしょ」の11代目うたのおにいさんとして活躍したタレントの横山だいすけ(34)がディズニーの最新アニメーション映画「リメンバー・ミー」(3月16日公開)の日本語吹き替え版で、声優を務めることが17日、分かった。
横山は主人公の少年・ミゲルのパパの声を担当する。子供のころから大好きだったというディズニー映画の“出演者”に抜てきされ大感激。「(収録が)楽しみでしょうがなかった」と夢が1つかなったことを喜んでいる。
昨年、DVD作品「トムとジェリー 夢のチョコレート工場」で声優には初挑戦していたが、劇場公開作品は初体験。初陣が「いつか関わることができたら」とあこがれていたディズニー映画。劇団四季時代には、ディズニー作品の「ライオン・キング」に出演したという縁もあっただけに喜びもひとしおだ。
横山が演じるのは、「音楽禁止」というおきてのある家系に生まれながら、ミュージシャンを夢見るミゲルのパパ。ミゲルの夢に理解を示しつつも、家の伝統を受け継いでもらいたいと願う役どころだ。映画はカラフルな死者の国に迷い込んでしまったミゲルが、偶然出会ったガイコツのへクターとともに“家族の秘密”を求めて旅する物語。3月4日(現地時間)に開催される米アカデミー賞でも長編アニメ賞の有力候補となっている。