野口五郎、副業開発の陰に西城秀樹「デビューの頃は面倒くせえヤツと…」
歌手の野口五郎が18日、フジテレビ系「バイキング」で、大もうけ?などと報じられている副業の陰に、親友の西城秀樹の存在があったことを明かした。
番組ではテイクアウトライブカードという、QRコードを読み込むとライブの秘蔵映像などが閲覧できるシステムを開発。この副業が大もうけ?などと一部で報じられたが、野口は番組の直撃に「ありえない」「貯金ははたいてますけど」と笑って否定。
だがこのシステムを開発したきっかけを聞かれると「僕の友人に西城秀樹という人がいまして…」と切り出した。野口は西城のことを「デビューした頃はあんまり好きじゃなかった。面倒くせえヤツだなと。リハーサルや音合わせでもチラチラこっちを見て歌ってるから、何意識しやがってと」と、若かった頃は苦手だったと打ち明けた。
30歳を過ぎた頃から交流が深まるようになったものの、03年、11年と西城は脳梗塞に倒れてしまう。そんな西城の還暦ライブが15年に開催され、野口も参加し「僕は彼の姿を見て、一生懸命歌う姿を見て、これぞ本当のアーティストの姿だと思った」と感激。「一生懸命お客さんの前で自分を表現しようとしている姿を見て、僕は震えた」とも振り返った。
その姿が「テイクアウトライブのようなものの思いっていうのに、あの時の彼の姿を見て強まった」と西城の病魔に負けず歌う姿が発端だったと明かした。いずれは西城の歌う姿も配信したいという思いもあり「彼のためにも、バックアップできることがあれば何でもしたい」と西城への思いを熱く訴えていた。