村井國夫と音無美紀子が結婚秘話明かす 地井武男さんが「早く別れていい」と心配
結婚42周年を迎えた俳優の村井國夫(73)、女優の音無美紀子(68)夫妻が20日放送のカンテレ「おかべろ」に出演し、出会いから結婚に至るまでを語った。
音無は18歳の時に自由劇場で初めて村井の芝居を見たといい、そのきっかけは「彼は私の友達の彼氏だった」から。その後、21歳の時に仕事で初めて出会った。
音無の友人は既に村井と別れていたが、「彼女からいろいろ聞かされていたから。燃えている最中だから、いいこといっぱい聞いていたから。その方がキャスティング表に書いてあって、あの時のあの人が来るんだって思ったからすごく印象に残っている」と説明。
初めて会った時の村井を「TBSのリハーサル室を遠くから1人の俳優さんが、グレーの千鳥格子のジャケットを来て、ウォークマンのちょっと大きいのを抱えて、イヤホンを聞きながら台本を抱えて向こうから歩いてくる」と回想し、「他の人たちはジーパンにTシャツみたいな人だから。私はデビュー作品だから、こういう人が俳優さんなんだって」と、洗練されたたたずまいの村井に一目ぼれしたことを打ち明けた。
音無は村井と俳優座で同期だった俳優の故地井武男さんとは幼なじみで、村井は「『俺が小さい頃からかわいがってきた子だからよろしくね』っていうからよろしくしたんだ」「もう簡単」と、悪びれずに豪語した。
村井には「奥さんがいた」(村井)が、1975年に2人は結婚。村井は「たくさんいる中で選べるのは1人だし」と、往年のプレイボーイぶりをにおわせた。
音無によると、音無を心配した地井さんは「もう我慢しなくていいんだよ。早く別れていいんだよ。村井のことはもうほっときなさい」「我慢してるんだろ?我慢しなくていいんだよ」と、たびたび言っていたという。