指原 AKBドラフトで期待に応えた 13歳・渡部愛加里の交渉権ゲット

 指原が交渉権を引き当てた渡部愛加里
 ガッツポーズするHKT48の指原莉乃(中央)と宮脇咲良(右)、AKB48・横山由依(左)は苦笑い=東京ドームシティホール(C)AKS
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 AKB48グループの「第3回ドラフト会議」が21日、東京ドームシティホールで行われた。

 今回は過去2回とは異なり、各チームのファンが投票で指名する人を選ぶ方法。昨年結成されたSTU48を含む過去最多の6グループ15チームが参加し、候補者68人から、過去最多の55人が指名を受けた。昨年6月の選抜総選挙で3連覇を果たしたHKT48チームH・指原莉乃(25)は、3チーム競合の末に1巡目で渡部愛加里(13)の交渉権を獲得した。

 絶対女王の豪腕はドラフトの舞台でも無敵だった。グループ総監督のAKB48チームA・横山由依(25)、次世代エースのHKT48チームKIV・宮脇咲良(19)と3人で臨んだ1位の抽選。2番目にくじを引いた指原が、見事に交渉権をたぐり寄せた。

 メンバーが指名を決めた過去2回と違い、今回は各チームのファンが動画配信サイト「SHOWROOM」を使って指名したい候補者を投票し、多数決で決めるシステム。ファンが決めた最強の“推しメン”をゲットするため、「HKTはマジで運がない子ばっかりで、引き当てられない子が多いので、ここは行くしかないなと」と、指原が自ら抽選台に上った。

 くじの「交渉権獲得」の文字に両手で大きくガッツポーズ。飛び跳ねながら隣の宮脇に抱きつくなど、総選挙でも見せたことがないほどのハイテンションで喜びを爆発させた。終演後には「『絶対この子がいい!』と思ってたので、うれしかったです。久しぶりに興奮しました」と満面の笑みで語った。

 指原に引き当てられた渡部は「HKTのコンサートに行かせていただいて、近づいてみたいと思っていたのですごいうれしいし、劇場で活躍できるように頑張りたいです」と感涙。過去に指原の握手会に行ったこともあるという“相思相愛”の相手に、指原は「頑張ろうね!」と満面の笑みでエールを送った。

 イベントの最後には、恒例の「選抜総選挙」が今年も開催されることと、会場が公募されることが発表された。

 会場の条件は(1)数万人規模のスペースがあること (2)アクセスと宿泊施設が数万人規模に対応できること (3)会場に屋根があること。国内だけでなく、海外からも募集するという。

 昨年まで3連覇していた指原は「私は出ないので…」としつつ「横山の実家でできるみたい。屋根はあるよね?」とジョーク。横山は「ほんとふざけてる!」と苦笑いしながら「屋根はありますけど、収容人数が…」とボケ返して笑いを誘った。

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