高橋メアリージュン、自著に込めた思い 子宮頸がん、潰瘍性大腸炎など病を乗り越え…
モデルで女優の高橋メアリージュンが21日、ブログを更新し、23日に発売される自著への思いをつづった。高橋は自著の中で「潰瘍性大腸炎」「顔面神経麻痺」「子宮頸がん」という病気に襲われたこと、そして今は健康体であること、また多くの人に子宮頸がん検診に行って欲しいことなどを訴えている。
高橋はブログで初めて出版する本「私の『不幸』がひとつ欠けたとして」を23日に発売するが、「人から見たら不幸かもしれない事も、自分で不幸だと思っていなければ、それが正解なんじゃないか、というメッセージを込めました」と、自著に込めた思いをつづった。
本の中には「潰瘍性大腸炎」「顔面神経麻痺」「子宮頸がん」についても「書かせて頂きました」とし、たくさんの支援やメッセージが届いたことに感謝。現在は「健康だということを先にお伝えさせてください」と、現在は元気であるとアピールした上で「この本で私が伝えたいことは病気になった事ではありません」「病気や困難をきっかけに何を思い、どう立ち向かい、今をどう生きるかを伝えることで、今、闘っている人の心に少しでも寄り添えたり、背中を押すことができればという想い、そして子宮頸がん(その他検診)に行って欲しいという想いで書かせて頂きました」と説明した。
高橋がかかった「潰瘍性大腸炎」は大腸粘膜がただれ、粘血便や下痢、腹痛などが特徴。厚生労働省から難病指定されている。安倍晋三首相もかかったことを公表している。また子宮頸がんは16年11月8日の29歳の誕生日に発見され、その後手術を受けた。克服した今も定期的に通院し、検査を受けている。