キムラ緑子 同じ相手と2回結婚した理由を告白「もったいない人かもなと」
朝ドラ「ごちそうさん」の意地悪な小じゅうと役でブレークした女優のキムラ緑子(56)が22日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演し、夫で劇作家、演出家のマキノノゾミ氏(58)と2回結婚した理由を打ち明けた。
マキノ氏とキムラは劇団M.O.P.で主宰者と看板女優という間柄だった。1992年に結婚、2005年に離婚したが、10年に再婚している。
キムラは「劇団やってる頃はホントにお芝居やってると朝から晩まで一緒なんで。うち帰っても一緒。もうずっといるのがやっぱりちょっと…自分一人の時間がほしいって、あの頃はなっていたんですね」と、離婚した理由を説明した。
再婚を望んだ理由は「別れたら今度は劇団も解散(10年)したりして、いろいろありまして、やっぱり一人でいるのもねっていうのと、あと、いろいろ考えました。せっかく劇団でいろいろ作ってきた作品みたいなものが、老後、あの作品についてとか、一緒にビデオ見て『楽しかったね』…って言えないのか?とか、そういう人がいなくなるのか?と思ったりすると、なんかもったいないという言葉も人に対して変なんですけど、もったいない人かもなと思ってしまったというのもある」というもの。
「別れたい」と言ったのもキムラなら、「籍入れたい」と言ったのもキムラ。マキノ氏には「今さらだし、籍にこだわらなくてもいいんじゃねえか?」と断られたが、キムラは「そこはひとつって言って、(婚姻届に)ハンコ押してもらいました」と、再婚を承諾してもらったという。
一緒に出演した女優、劇作家、演出家でマキノ、キムラ夫妻とは長年、親交がある渡辺えりは「優しい人なんですよ、マキノさん。だから好きなんだと思うよ。クッションが強いというか、何か言ってもフッと受け止めるようなあの広さ、それが好きなんじゃないの?」と、マキノ氏の性格を説明しつつ、キムラの方がマキノ氏にホレているのではないかと指摘。
キムラも「友人からは、私みたいな人はああいう人しかいないと言われましたから。別れてる当時は怒られました」と認めていた。