藤井四段 卓球・張本の最年少Vに感服「圧倒されました」
将棋の最年少棋士・藤井聡太四段(15)が22日、卓球の全日本選手権の男子シングルスで史上最年少優勝を果たした張本智和(14)への祝福コメントを日本将棋連盟を通じ、「全日本選手権優勝おめでとうございます」と発表した。
ともに“天才中学生”として注目を集める2人。藤井四段は幼少期に共に将棋教室に通っていた兄が中学で卓球部に所属していた影響から、卓球を観戦することもあるという。張本が4連覇中だった水谷隼(28)を破り、王者となった戦いに「一瞬にかける集中力と自身を鼓舞し高める姿に圧倒されました」と感服した。
2人は昨年、対談しており、その際には藤井四段が「名人位の獲得」、張本が「オリンピックの金メダル」をそれぞれ目標に掲げ、語り合っていた。藤井四段は「オリンピックで金メダルという目標に向かってこれからも頑張ってください。応援しています」と期待した。
自身は2月17日に、朝日杯準決勝で羽生善治竜王(47)との対局を控えており、第一人者撃破へ勇気をもらった形だ。