まゆゆ 初ミュージカルで「アメリ」演じる 卒業後初舞台に全身全霊
昨年の紅白歌合戦を最後にAKB48を卒業した渡辺麻友(23)が、5月にミュージカルに初主演することが22日、分かった。昨年4月に米ブロードウェーで上演された、大ヒット映画の舞台化作品「アメリ」で、空想が大好きなちょっと変わった主人公の女の子・アメリを演じる。
以前から海外にまで足を運ぶほどミュージカル好きという渡辺は「目が飛び出るほど驚きました」と抜てきに衝撃を受けたことを明かした。喜びと同時に「ミュージカルの主演が務められるのか」という不安もわき上がったが、思い悩んで覚悟を決めた。「今の私に出せる全ての力を注ぎ、全身全霊で務めさせていただきたいと思っています」と気合をみなぎらせた。
演出を手掛けるのは、宝塚歌劇団で座付きの脚本・演出として数々の作品を手掛け、退団後は2・5次元作品を中心に活躍している児玉明子氏。宝塚が大好きな渡辺にとっては願ったりかなったりの人選だ。映画版のファンという児玉氏は「何より、渡辺麻友さんがアメリを演じられることは非常に魅力的でして、日本の中でこれだけベストなキャスティングはないと思っております」と期待した。舞台は東京・天王洲銀河劇場(5月18日~6月3日)、大阪・森ノ宮ピロティホール(6月7~10日)で上演。