ふぉ~ゆ~・福田悠太 31歳でついに主役 98年ジャニーズ入所から苦節20年
ジャニーズのユニット・ふぉ~ゆ~の福田悠太(31)が単独初主演舞台「DAY ZERO」(5月31日~6月24日、東京・DDD青山クロスシアター)に挑むことが22日、分かった。米俳優イライジャ・ウッド(36)らが出演した同名米映画を原作にミュージカルとして世界で初めて舞台化。映画の出演人数から減った6人劇となる今作で福田は、米俳優クリス・クライン(38)が演じたジョージ・リフキン役で弁護士役に初挑戦する。
多くの舞台経験を積んできた福田が、ついに主役をゲットした。福田は「初単独主演舞台。自分でもなにそれ?という気持ちと、ゾッとする気持ちと、うれしさと楽しみな気持ちで胸がいっぱいです」と沸き起こるさまざまな感情を一つ一つ受け止めながら、大役へ気合を入れた。
熱い思いは世界で初めて舞台化される今作にぶつける。舞台は6人編成で、福田は初体験の弁護士役。08年に米国で限定上映された映画「DAY ZERO」が原作で「召集令状がきた 出頭は30日後 あなたならどうするか?」をキャッチコピーに、30代の男性3人の葛藤を中心に描いている。
単独主演舞台を勝ち取るまでには長い月日を重ねた。福田は98年にジャニーズ事務所に入所。テレビ出演を経て、06年からはKinKi Kidsの堂本光一(39)主演舞台「Endless SHOCK」で経験を重ねた。今年2月開幕の「SHOCK」の出演も控えている。11年に結成されたふぉ~ゆ~としては、15年「壊れた恋の羅針盤」で初主演を飾っていたが、ようやく“独り立ち”の機会を得た。
6人劇には、俳優・上口耕平(32)、内藤大希(29)、西川大貴(27)、元AKB48の梅田彩佳(29)、女優・谷口あかり(34)が集結。頼もしい仲間と共に本番に臨む福田は「やれる限り精いっぱいやりますので、精いっぱいの人間を見たい方はぜひ遊びに来てください」と精いっぱい呼びかけ、飛躍を誓った。