坂上忍、日本相撲協会の公益財団法人を「はく奪すべき」 新たな傷害事件発覚で
大相撲の春日野部屋で2014年に兄弟子が弟弟子を暴行し、16年に有罪判決を受ける傷害事件があったことが24日、明らかになり、俳優・坂上忍(50)が25日、司会を務めるフジテレビ系の生番組「バイキング」で、歌手で俳優の中条きよし(71)と共に、日本相撲協会の公益財団法人を「はく奪すべき」と主張した。
被害者の弟弟子によれば、アゴの骨が折れ、味覚を失う重傷を負った。兄弟子に連れて行かれた国技館内の診療所と春日野部屋がよく使う整体院では良くならず、自分で探した大学病院で診察を受け、手術が必要という診断を春日野親方(元関脇栃乃和歌)に伝えたところ「勝手なことしやがって」と怒られたという。
坂上が「これが事実だとするならば、中条さん」と振ると、中条は「公益法人をはく奪!」と即答。坂上も「そうするべきだと思います。もう無理でしょう」と同意し、日本相撲協会の公益財団法人をはく奪すべきだと主張した。それまでは比較的、協会に優しかった中条も「実際に、本当にこういうことがあるんだったら、公益法人にしとく必要ないじゃないですか」と、厳しく指摘した。