フジテレビが２６日、都内で定例の社長会見を開いた。今月１０日発売の「週刊文春」で同局プロデューサーとのＷ不倫疑惑が報じられ、当面の間、番組出演を見合わせている同局の秋元優里アナウンサー（３４）の復帰時期について、宮内正喜社長は「まったく未定です」と語った。

　同誌の報道ではお相手とされる男性もフジテレビ局員と伝えられている。社長は「基本的には、社員同士であろうと、個人的な交際に関しては、社としてはコメントはいたしません」とした上で、「職務が顔出しで、あるいはニュース番組でというジャンルのものに携わる最低限の心構えは社員教育でやっているつもりであります」と説明。「今後もそれに尽きると思います」と各局員の意識の向上を求めていくとした。

　秋元アナは同局の生田竜聖アナと２０１２年のクリスマスに結婚し、１３年７月に長女（４）が誕生。しかし１６年１１月に生田アナとの別居、離婚危機が報じられ、出演番組で離婚協議中であることを認めていた。

　今回のＷ不倫報道を受け、「ワイドナショー」「ＢＳフジＬＩＶＥ　プライムニュース」などの担当番組への出演を見合わせている。