フジ おじゃMAP終了は「視聴率厳しい」と幹部 終了報告は香取の事務所に
フジテレビは26日、都内で定例会見を開いた。元SMAPの香取慎吾(40)が出演するフジテレビ系「おじゃMAP!!」(水曜、後7・00)が今年3月いっぱいで終了することについて、取締役編成統括局長・石原隆氏は「視聴率が厳しいのが理由で終了します。改編対象になりました」と説明した。
番組は約6年で終了となる。香取は終了を発表した24日の番組内で「数字がどうも伸び悩みまして」とぶっちゃけてもいた。石原氏は「香取さんをはじめ出演者のみなさんはタイムテーブルを支えていただいた。本当にお疲れ様と言いたい。長寿番組といっていい。感謝申し上げたい」とねぎらいの言葉をかけた。
昨年9月にジャニーズ事務所を退所した香取の地上波レギュラー番組は、同番組の終了とともに消滅する。今回の終了報告について、石原氏は「事務所を通じて、ご本人に伝わったと聞いています」と語った。
昨年9月に終了した「SmaSTATION!!」に関しては、最終回で香取が番組終了を新聞報道で知ったと発言したことが話題になった。当時、テレビ朝日は「テレビ局が個人に通知することはない。事務所に連絡をすることですから」と説明していた。
「おじゃMAP!!」は2012年1月25日に始まり、24日放送で通算180回目を迎えた。平均視聴率は8・9%、番組歴代最高視聴率は12年10月17日放送分の16・3%だった。(数字はビデオリサーチ調べ。関東地区)