登坂アナ降板も…フジ社長「プライムニュース」展開やめない
フジテレビが26日、都内で定例の社長会見を開いた。4月改編から、フジテレビは報道番組のブランドを「プライムニュース」に統一すると発表しているが、今春から夕方の番組を担当するはずだった、元NHKの登坂淳一アナが週刊文春の報道を受けて降板するなど、ブランド統一前から前途が多難な状況になっている。しかし、宮内正喜社長は「1歩も引くことはございません」と、ブランド展開を取りやめないと宣言した。
フジテレビ関連では、登坂アナの件だけではなく、現在、BSフジで放送されている“元祖”とも言える「BSフジLIVEプライムニュース」を担当の秋元優里アナが不倫疑惑を報じられ出演を見合わせている(※番組公式サイトでは1月26日時点ではキャスターとして紹介されている)。
こうした状況を踏まえた上で、宮内社長は「見直しはありません」と明言。「プライムニュースというのは9年間、BSで続いてきまして、反町というメーンキャスターの評判が高いコンテンツですので、(プライムニュースのブランドを)地上波、BS、CS、ネットの4M展開をしていこうということは1歩も引くことはございません」と言い切った。
「-プライムニュース」は09年4月に開始。当初から男性キャスターを務める反町理氏の評価が高く、BSフジの看板報道番組となった。