一陽斎蝶一さん通夜 祭壇にはNGKでマジック披露の写真も
24日に低酸素血症のため90歳で亡くなったマジシャンの一陽斎蝶一さんの通夜が26日、大阪市・欣浄寺で営まれ、マジシャン仲間ら約100人が弔問に訪れた。
火や鳩を使ったものから、人体切断のような大ネタまで、コミカルさを取り入れたマジックで親しまれた蝶一さん。祭壇には「なんばグランド花月」でマジックを披露している写真も飾られた。
事務所関係者によると、蝶一さんはここ20年ほどは舞台に上がることもなかったという。最近は入退院を繰り返しており、痰(たん)が絡まり、気管支炎のような症状を発症したため大阪市内の病院に入院していたところ、低酸素血症で亡くなった。
この日はマジシャン仲間のジョニー広瀬(69)らが弔問に訪れた他、蝶一さんが舞台に出演していた際に交流があったという漫才師の「ハイヒール」「トミーズ」らの供花も届けられた。
葬儀は27日午前11時から同所で営まれる。