女優でタレントの藤田紀子（７０）が２７日放送のカンテレ（関西テレビ）のバラエティー「おかべろ」（土曜、後２・２７）に出演。貴乃花親方（４５）と疎遠になった経緯を激白した。

　２人は１３年間、会っておらず電話もしていないといい「きっかけは私なんです」と告白。元夫の初代・貴ノ花さんが２００５年５月に死去した当時、藤田はイギリスに滞在しており、貴ノ花さんが危篤と知って、貴乃花親方に電話したという。藤田が「私がいなくて申し訳ないけど、兄弟２人でお願いね」と言うと、貴乃花親方は「おかみさんは、まあちゃん（兄の花田虎上氏）にだまされているんだよ」と言ったのだという。

　兄への不信をあらわにする貴乃花親方を、藤田は「何言ってるの。お兄ちゃんのことをそういう風に言うんだったら、私に二度とかけてこないで！」ととがめた。それ以来、貴乃花親方からは一切、電話がかかってこないという。藤田は「根性があるんですよ」と、逆にほめていた。

　しかし「もし私が、元気？ってかけたら、出ると思う」と自信満々。しかし、ＭＣのナインティナイン・岡村隆史が「かけてみましょうよ」ともちかけると、途端に尻込みしてしまった。

　貴乃花親方と虎上氏は絶縁状態にあるとされており、虎上氏は２６日放送のバラエティー番組で「１６年ぶりに会ったが、しゃべんないです」などと明かしていた。