舛添要一氏 セクハラ疑惑の登坂アナを擁護「どこかでみんなミスしている」

 前東京都知事の舛添要一氏が28日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演。週刊文春でセクハラ疑惑を報じられ、フジテレビの新番組を降板した元NHKの登坂淳一アナウンサーについて「6年前の話で、今から始まる仕事を辞めるのはちょっとおかしい」と疑問を投げかけた。

 “NHKの麿”と呼ばれ、人気アナだった登坂氏。今年1月11日にNHKを退局したが、25日発売の週刊文春で、札幌放送局時代の11年に新人キャスターへのセクハラ疑惑を報じられた。

 登坂アナは4月2日からスタートするフジテレビ系のニュース番組のメーンキャスターに決まっていたが、週刊文春の報道を受けて番組降板が決定。報道内容について「困惑するような内容で残念」としながら「自ら身を引く潔さも大切と思い至るようになりました」と、コメントを発表した。

 舛添氏は「6年前の話でしょ。文春書いていることが全部正しいとしても…」と、降板する理由はないと強調。テレビプロデューサーのデーブスペクターが「6年前だけど、その延長線で出世コースから外されたままなんですよ、地方で。普通なら、それを気にしてキャスティングするかどうか」と意見を述べても、舛添氏は「どこかでみんなミスしているところはあると思う。6年前、7年前の話されたらたまらない」と止まらなかった。

 舛添氏自身も様々な疑惑が報じられ、都知事を辞職。「(世間の)雰囲気がそうなっているのは変えた方がいい。聞いてくれる雰囲気じゃない。(所属先の)ホリプロが反論、登坂さんが反論するにしても、何の反論も聞いてくれない。経験者として申しますと…」と訴えていた。

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