芸人界で仮想通貨ブーム、巨額利益の芸人いる? コインチェック被害は続出

 仮想通貨取引所「コインチェック」(東京)が顧客から預かった仮想通貨「NEM(ネム)」約580億円相当が不正アクセスによって外部流出した問題で、仮想通貨への投資がブームになっていたお笑い芸人から被害告白が相次いでいる。

 27日に藤崎マーケット・トキが「貯金すべてなくなりました」と告白。28日にはサバンナ・八木真澄がコインチェックで取引していたNEM約30万円相当が消え、家族でのハワイ旅行を「仮想旅行」に切り替えたとボヤいた。

 仮想通貨を巡っては、21日放送のフジテレビ「ワイドナショー」でダウンタウン・松本人志が投資していることを明かし、吉本芸人の間でブームになっていることも話題になっていた。また22日には、数々の事業失敗で知られる漫才コンビ「かつみ・さゆり」のかつみが、仮想通貨に興味を示して登録した瞬間に、ビットコインの40%暴落が起こり、たむらけんじから「通貨から手を引いてくれ」と土下座されたとネタにしていた。

 この日、大阪市内でイベント出演後に取材に応じた八木は、今回の流出問題で「若手芸人も被害にあってるみたい」と明かした。

 これまで仮想通貨で大きな利益をあげた芸人はいるのかと聞かれると「あまり聞かないですね。持ってて、含んでる人はいるにしても、現金にしたという話は僕は聞いたことはないですね」と話した。

 また同じイベントに出演した、かまいたち・山内健司は、コンビで別の取引所のPR動画に出演しているが、自身は昨秋のキングオブコントの賞金の一部を使って投資をはじめたと説明。「始めた時期が遅く、プラスはないですね」と話していた。

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