福士蒼汰 足小指にひびも撮影続行 本広監督「かなり重傷」と役者魂称える
俳優の福士蒼汰(24)が29日、東京・芝の増上寺で主演映画「曇天の笑う」(3月21日公開)の完成披露プレミアイベントに登場、撮影中に足の小指にひびが入るケガをしたことが明らかになった。
福士は劇中で三兄弟を演じた中山優馬(24)、若山耀人(14)らと山車に乗って900人のファンの前に和服姿で登場。ゲタを履きながら武器に鉄扇を使うアクションを振り返り「鉄扇で戦うのは難しかった。ゲタも大変でした。試行錯誤しながらアクションに挑みました」と明かした。
福士はさらに撮影を「生傷はあったにはあったけど、僕的には大きくないと思うケガはありました」と振り返ると、本広克行監督(52)と共演者はけげんな顔で「ひび入らなかったっけ?」と声を出し、同監督は「別の映画のことかと思った。かなり重傷でした」と福士の役者魂をたたえた。
これに対して福士はケガを認めたうえで「かなりご迷惑をおかけしました。動き的には問題なくできた。皆さんのご配慮に助けていただきました」と感謝した。
関係者によると、福士はゲタのアクションをスタントなしで行い足の小指を負傷したが、撮影は影響なく続け、小指も自然治癒したという。