テレビ大阪 庄野アナの不祥事を謝罪「期待を裏切られた」
テレビ大阪の青山高博社長(67)が29日、大阪市の同局で新春社長会見を行い、昨年末、「社内における迷惑行為」により処分された同局のアナウンサー・庄野数馬氏(31)について謝罪した。庄野氏は昨年12月26日付で「社内における迷惑行為」により、編成局アナウンス部から、編成局長付となっている。
青山社長は会見冒頭のあいさつで「昨年、社内的な迷惑行為によって、私たちのアナウンサー(庄野氏)を処分致しました」と切り出し、「大変なご迷惑をおかけ致しました。この場をかりておわび申し上げます」と謝罪した。その上で「ニュースの顔であるキャスターの問題。これからこういうことのないように社員教育を徹底していこうと思います」と語った。
処分内容については「本人のプライバシーの問題が大事」としてこの日も公表を控えたが、「期待を裏切られたとお話するしかない」とした。
また、20日には、一部マスコミ宛てに庄野氏の処分を報告する“怪文書”が送付されていた。青山社長は同局が送付したものではないとの立場をあらためて示した上で「調べたが送った人間を特定することはできなかった。警察ではないので(調査が)難しい」とし、継続して調査を行う意向を示した。
庄野アナは昨年12月20日夜、キャスターを務めていたニュース番組「ニュースリアル」(月~木曜、後5・15)と「金曜報道スペシャル」の緊急降板が決定。同局は、それ以前から行っていた庄野アナに対する社内調査を継続すると発表し、同26日までに調査は完了していた。