31日夜、地球の影に満月がすっぽりと隠れる「皆既月食」が3年ぶりに日本で起きた。全国的にいまひとつの天気だったが、北海道根室市や東京など太平洋側を中心とした各地で「赤銅色」に染まる姿が観察できた。
今回は、月が普段より地球に近い位置にあって大きく見える「スーパームーン」、1月2日に続いて同じ月に2回目の満月の「ブルームーン」、さらに皆既月食で血のような赤い色に染まるのも重なった「スーパー・ブルー・ブラッド・ムーン」(NASA)。31日午後8時48分から欠け始め、皆既食は同9時51分から同11時8分までの1時間17分間の天体ショーだった。