NHK会長、安藤サクラへの「全面サポート」求める ママさんヒロイン誕生で
NHKが1日、都内の同局で定例の会長会見を開いた。今年10月スタート予定の次々期・連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」(月~土曜、前8・00)のヒロインに安藤サクラが、朝ドラ初の“ママさんヒロイン”として起用されたことについて、上田良一会長は育児をしながらの出演を「全面的に」サポートするよう現場に求めた。
安藤は昨年6月に夫で俳優の柄本佑との第1子となる長女を出産したばかり。31日の発表会見では「不安もあった」と葛藤の末に引き受けたことも語っていた。
安藤と話す機会があったという上田会長は、「赤ん坊をかかえながら私でできるのかと悩まれたことも間接的にうかがっています。ぜひ、ただでも朝ドラは大変ですし、大阪での朝ドラになりますので、大阪にいていただかなくちゃならないとなる。ぜひ頑張っていただきたいと心から応援しております」と期待を寄せた。
制作現場では収録開始時期を2、3週間早め、1日あたりの撮影時間を短くするなど、安藤の負担を軽減する対策を練っている。上田会長は「全面的にいろんな形で、できるサポートはしていただきたいと思います」と語った。