藤井新五段、喜びの一問一答「踏み込んでいけたのが良かった」

 将棋の藤井聡太四段(15)が1日、東京・将棋会館で行われたC級2組順位戦9回戦で梶浦宏孝四段(22)を114手で破り、9戦全勝で来期のC級1組への昇級が確定。規定により、同日付で五段に昇段し、史上初の中学生五段となった。以下は対局後の藤井新五段の一問一答。

 -今日の将棋を振り返って。

 「序盤は少し作戦負けにしてしまったなと思っていて、そうですね…、その後一気に、中盤で激しい展開になって、とても難しい展開だったのですけど、踏み込んでいけたのが良かったかなと思います」

 -C級2組を1期抜けで、中学生初の五段。

 「そうですね…。順位戦では1年間、昇級を目指して戦ってきたので、それを果たせたというのはとてもうれしく思っています。最終戦が残っていますので、そちらも全力で戦えれば。順位戦の昇級という形で五段昇段を果たせたのはとても良かったなと思います」

 -2月17日には、朝日杯オープン戦で羽生竜王と対戦。優勝すれば棋戦最年少優勝で、六段になる。

 「朝日杯では非常に素晴らしい機会を得ることが出来たので、自分の力を出し切って準決勝に臨みたいと思っています」

 -今日は緊張したり、普段と違う感じはあったのか。

 「普段通りの気持ちで臨みました」

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