ホリエモン、貴乃花親方落選に「ガチンコ原理主義みたいなものは相撲にそぐわない」
ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏が2日、TOKYO MX「5時に夢中!」に生出演し、この日、行われた日本相撲協会の理事候補選で貴乃花親方が落選したことについて、「ガチンコ原理主義みたいなものは、たぶん相撲にそぐわないと思いますよ」と持論を展開した。
歌手の中尾ミエが「年に6場所あって地方巡業があって、これ全部ガチンコでやってたら本当みんなケガしますよね。もたないよね」と相撲の過酷さを指摘すると、堀江氏は「ケガどころじゃないと思いますよ。だって、力っていうのは体重に比例するので、要は100キロ、150キロとか200キロみたいなのをボーンと受けるわけじゃないですか。それはきついですよ」と補足した。
中尾が指摘した興行の多さには「興行的にはそれだけのニーズがあるから、やらざるを得ないんですけど」と一定の理解を示しつつ、「僕はあんまり、例えば星が7勝7敗のカド番の大関に、負け越しの力士がいって、ガチンコでぶつかる意味ないじゃないですか。その負け越しの力士が。それはだから分かるでしょっていう。お察しくださいっていう」と、“あうんの呼吸”を肯定。
「お察しくださいが通用しない、世知辛い世の中になってきてるっていうことですよ。何から何まで」と、世間の風潮に警鐘を鳴らしていた。