藤竜也、石原裕次郎さんについた「とんでもないウソ」を告白
俳優の藤竜也(76)が3日放送のTBS系「サワコの朝」に出演し、日活の大先輩である故石原裕次郎さんについた「とんでもないウソ」を告白した。
藤の妻は日活の大スター、芦川いづみさん(引退)だが、当時は一介の若手で「馬の骨みたいな感じ」の藤とは格差婚だった。
芦川さんと「バレないように」交際中、裕次郎さんに「竜、お前はガールフレンドの1人や2人はいるんだろう?」と聞かれた藤は「います」と答え、「(相手は)何をやってるんだ」と聞かれると芦川とは言えず「学生です。慶応です」とウソをついてしまった。
裕次郎さんに「よし、今度連れてこい」と言われた藤は「とんでもないウソをついちゃった」と悩み、裕次郎さん宅を訪れて「ウソでした」と謝罪。
その場でも芦川さんの名は出さなかったが、察した裕次郎さんは「タツ、あとは俺に任せろ」と後ろ盾になってくれ、「重役さんにも全部話して『二人は一緒になるから、ひとつよろしく』って言ってくださったんですね」と、日活を説得してくれたという。
藤は裕次郎さんの魅力を「輝いてましたね。人間力かな…磁石みたいな、マグネットみたいな感じ。吸い込まれるみたいな感じなんですよ。この人のためだったら何でも言うこと聞くっていう、そばにいたら楽しいっていう…変でしょ?石原さんっていうのはスケールが違ってね」と振り返っていた。