貴乃花親方落選で東国原、遙洋子らが大激論 デヴィ夫人は「まるっきりだだっ子」
2日に行われた日本相撲協会の理事候補選で得票数2と惨敗した貴乃花親方について3日、カンテレの生番組「胸いっぱいサミット!」で、タレントの遙洋子、東国原英夫、デヴィ夫人が激論を闘わせた。
遙は「この結果を見て、彼が囲まれている協会の深刻さと闇が、つまびらかになったなと私は確信しました。彼はこういう集団と闘っていたんですよ。それを表に出すためにこの数字が必要だったんだと思います、彼には」と、貴乃花親方の考えを推察した。
八角理事長の現体制に一貫して批判的な東国原は「今回ね、投票方式が記名方式で、突然変わりましたからね。今までは無記名だったんですけど。これが協会の体質をね、歴然と表していますよね」と、この日も協会を厳しく批判。
一方で貴乃花親方に対しても「この2~3カ月の行動が、私は問題があったと思います。理念は素晴らしいです、改革案は素晴らしいんだけども、そのやり方の結果が今回出たんではないかなと」と苦言を呈した。
元宮崎県知事、元衆院議員でもあるだけに「最初っから協会に届けといて、そして警察に届けて、そして仲間を増やしていくという方法をやっとけば。政治なんですから。そしたら今になって記名投票になっても、造反者があえていたんではないかと思います」と説いた。
デヴィ夫人は「私やっぱりちょっと悲しかったですね、この結果」と落選に落胆。貴乃花親方の姿勢には共感を示しつつも、「やってた方法がまるっきりだだっ子。だから皆さん、引いてしまっている。若い親方たちも」と、方法には否定的だった。