２日に行われた日本相撲協会の理事候補選に落選した貴乃花親方の母で女優、タレントの藤田紀子が３日、カンテレ「胸いっぱいサミット！」に生出演し、長く疎遠になっている次男に「息子だけは私かばう」と、母の愛を全開にした。

　番組では、不祥事が続く大相撲を最もダメにした“悪横綱”を決める企画を実施。横綱白鵬、元横綱日馬富士、高野利雄危機管理委員長、池坊保子評議会議長、春日野親方、八角理事長、貴乃花親方がノミネートされた。

　藤田、デヴィ夫人、遙洋子、東国原英夫、モーリー・ロバートソンが討論した結果、“悪横綱”に認定されたのは八角理事長。貴乃花親方を推す出演者はいなかったが、藤田は「貴乃花以外は全部ワルにしてください！全員の総意がもとでこうなったわけですから」と主張し、「息子だけは私かばう。かばっていきたいですね」と、母の愛を全開にしていた。

　また、モーリーが「この問題のまっ最中に大入り満員になっているということは、ファンはどれだけ甘やかすんだという話ですよね。共依存をファンの側で積極的に動かすことはできないんですかね？」と相撲ファンに問いかけ、遙が「そうなると責任論が拡散してしまう」と反論するなど、活発な議論が展開していた。