豊原功補「どんな石でも僕に投げて」矢面に立つ覚悟示す
女優の小泉今日子(51)と不倫関係にあることを公表した俳優・豊原功補(52)が3日、都内のスタジオで会見。2人の関係を公表したことについて「打算的、作為的にやっていない」と否定した上で、「どんな石でも投げつけたい方は僕に投げて下さい」と自らが矢面に立つ覚悟を口にした。
約100人の報道陣を前に、全身、黒い服で登場した豊原。冒頭で一礼し「私の方から文章を出させていただいてるんで、深く読んだ方には分かると思う、抜粋された部分もあるんで、きょうはできる限りお話させていただきたい」と会見を始めた。
2人の関係を公表するに至った理由については、小泉の事務所からの独立が大きいとし「この時期にこうだという打算的なことをすっ飛ばして、裸になった形だと思う。(彼女の)独立はよほどの覚悟があった。何らかのけじめ、今までの違和感を払しょくしようということで、打算とかではなしに行き着いたところがこういう形だった」とした。
さらに、「こういうこと(不倫騒動)は近頃多いし、つい最近、小室(哲哉)さんのこともあった。こういうことに合わせたのでは?というが、あの方はそういうことができるタイプでない。今回のことを熟考に熟考を重ね、行き着いたところがこうなったのでは」と思いやった。
終始、慎重に言葉を選んで発言した豊原。「公表しようと言ったのは小泉さん?」と聞かれると、「どちらが言い出したことではない。これからこういうことがあるのではと話す中で、正式に独立しますというとき、この問題はどうしますかと自然発生的に起こった」と説明。
「小泉さんから会見をするにあたって何か言われた?」と聞かれ、「そうですかと。自分自身が行ったことによってこうなってる。どうなっても、自分が一身で受けようと思ってる。そこから逃げるわけにはいかない」と批判も含めすべてを受け止めていることを明かした。
さらに「いろんな見方がある。SNSで無記名で書かれる人にもいろんな感情あると思うが、考えてらっしゃるほど、打算的、作為的にやっていない。将来の自分たち、俳優のこと、映画界、演劇界のこと、男とは女とは、家族とはと考えた。どんな石でも投げつけたい方は僕に投げて下さい」と発言。2日に取材に応じた小泉が「自分の罪は自分で背負っていきていきたく思います」と発言した思いをくむように、自らが矢面に立つ覚悟を示す言葉を口にした。
連れ添ってきた夫人に関することには歯切れが悪かった。「奥さんのことは様子を見ていこうという気持ち?」と問われると、「こういうことであろうと想像する気持ちは分かるが、このことが自分の女房への宣戦布告という言葉が出てくるのはなぜだろうと」。
「いずれ離婚の方向へ進めていくために時間をかけるのか」という質問にも、「そういうことではなく」と話すにとどめた。
それでも、「女性として恋愛感情があるのは小泉さん?」と聞かれ、「はい」と明言しつつ、家族は現在も養っているとした。
最後に「豊原さんにとって小泉さんとは?」と投げかけられ、「天然記念物です。面白い人です」といい、この日初めて笑顔を見せた。