堂本光一 「Endless SHOCK」もちろん継続!新作にも弾み
KinKi Kidsの堂本光一(39)主演舞台「Endless SHOCK」(3月31日千秋楽)が4日、東京・帝国劇場で開幕した。1月に17年8カ月ぶりの新作ミュージカルを行うことを発表したため、2000年から続く「SHOCK」シリーズの継続が注目されたが、光一は「続ける?もちろん」と“エンドレス”宣言。キャストを一新した今作に「緊張」しながらも、3月6日に達成する単独主演1600回へ駆けだした。
光一は7月に新作舞台「ナイツ・テイル-騎士物語-」(帝劇、7月27日~8月29日)に挑むことが決まっている。世界的演出家ジョン・ケアード氏(69)に俳優・井上芳雄(38)と初共演する話題作だ。光一は「新たなチャレンジになっていくので楽しみ」と新作への思いを打ち明けたが、「今はここ(SHOCK)に集中。あれこれ考えると駄目になる」と全身全霊で今舞台に向かっている。また、「続ける?もちろん」と、来期以降の継続も明言した。
人気の「SHOCK」シリーズは「チケットが取れないミュージカル」として知られ、一人でも多くの人に見てもらいたいという思いで回を重ねてきた。「お客様が求めてくださる限りやりたい」というのが口癖の一方、需要がなければ上演できないという危機感は常に持っている。光一は「自分の気持ちだけで決められるものではない。『またやってね』と言ってもらえるものに、この公演もしないといけない」と気を引き締めた。
「楽屋で飲み物を取るのがめんどくさい」と感じるほどの過酷な舞台。だが、歌、ダンス、芝居、フライング、長丁場の殺陣、そして名物「階段落ち」と圧巻の全力パフォーマンスで魅了する。今年はライバル役に中山優馬(24)、リカ役に瀧本美織(26)などキャストを一新。「新たな気持ちがあり緊張感がある。久しぶりですね」と新たな仲間と新鮮な作品に仕上げた。
千秋楽で単独主演1630回まで記録を更新する。ライフワークを完走し、新作へと弾みをつける。