樹木希林が告白 女優になったのは夕張で脚を骨折したから!?

 女優・樹木希林が5日、札幌市内で行われた「キタデミー賞」で主演女優賞のプレゼンターを務め、NHKドラマ「夢千代日記」で名コンビぶりを披露した吉永小百合にトロフィーを手渡した。

 北海道との縁を聞かれた樹木は「17歳で薬剤師を目指して受験勉強をしていた。息抜きで父が連れて行ってくれた夕張で(雪上を)板に乗って滑ってたら尻もちをついて足を折った。受験できず文学座を受けた。それで役者になった」と回想。

 「夕張で骨折してなかったら、今いない。薬剤師になって、薬事法違反かなんか悪いことをしてると思う」と自虐的なコメントで笑わせた。

 吉永とのトークショーも話術で盛り上げた。吉永から「悠木千帆(樹木の前名)さんから『歌ヘタね』と言われたことがある」と暴露されると、「日活の人が歌を歌ってて、『小百合さんはヘタだけど、あなたはもっとヘタだね』と言ったのが伝わった」と釈明。

 「その後、(樹木が)郷ひろみさんと『林檎殺人事件』を歌ったら、小百合さんが『あなたも(ヘタ)ねえ』って」と続けたが、吉永から「そんなこと言いません。怖くて」と即否定された。

 吉永との軽妙なやりとりで会場を沸かせた樹木は「いつでも夢を」の合唱に加わった。

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