有賀さつきさん死去 “花の三人娘”八木亜希子「気付いてあげられませんでした」

 アイドルアナウンサーの先駆け的存在だった、元フジテレビアナウンサーの有賀さつきさんが、先月30日に亡くなっていたことが5日、分かった。52歳。死因は不明。有賀さんは先月中旬から入院していたが、体調を崩していることは周囲に知らせていなかった。30日早朝に容体が急変して、息を引き取ったという。葬儀は1日に親族のみで営まれた。

 有賀さん、八木亜希子(現女優)、河野景子(現花田、貴乃花親方夫人)さんの3人は、アナウンサーとして88年にフジテレビに同期入社。「花の三人娘」として、タレント以上の人気を誇った。同局の看板番組を次々と任され、共著も出版するなど、女子アナブームをけん引したが、有賀さんは入社からわずか4年後の92年に電撃退社。その後、2人もフジテレビから離れて、別々の道に進んだ。

 訃報を受け、八木は所属事務所を通じて追悼コメントを発表。有賀さんは体調を崩していることを周囲には明かしていなかったとあって、「一人で頑張ってしまう人だから、気付いてあげられませんでした」と悔やんだ。16年の有賀さんの誕生日(9月9日)が、最後の対面になったという。「昨年はメールや電話でのみ、やり取りしていたのですが、体調の悪いような感じは少しもなく、いつものように、『また思い出話に花を咲かせたいね!』と話していたので、ただただ悲しくて、今は言葉が見つかりません。大好きでした」と早過ぎる別れに、無念さを募らせた。

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