アグネスが明かす子育て法 3人息子全てスタンフォード大に
タレントのアグネス・チャンが6日、TBS系「ビビット」で、3人息子をすべてスタンフォード大に入れたアグネス流子育てについて語った。
アグネスは3人の息子を育て上げ、全員、米国の超一流大であるスタンフォード大に入学させた。だが長男出産時には、仕事場に長男を連れて行ったことから「アグネス論争」と呼ばれる論争が巻き起こり、当時は賛否両論が日本中に渦巻いた。アグネスは当時を振り返り「論争は辛かったけど、今思えば大切な人生の勉強。女性の権利、子供の権利を考えさせられた」と語った。
そんな長男を筆頭に、3人息子は無事成人し、今はアグネスの子育てにも注目が集まっているという。「子供が自信を持って自分という人間を受け止める。その自信をつけるのが子育ての基本。そのためには比べない。競争するなら昨日の自分と今日の自分」と持論を述べた。その上で3つの大切にしてきたことを明かした。
1つは「1歳半まではなるべく一緒に過ごす」。子供は1歳半までで歩いたり、言葉をしゃべったりなど人生で「初めて」の経験が数多くあることから「その時に励まして一緒に喜ぶのは大切」だと訴えた。
2つ目は「子供を子供扱いしない」。赤ちゃん言葉は使わず、大人に話しかけるようにしゃべることで「早め、早めに普通の言葉を理解できる。むしろ赤ちゃん言葉はいらないんじゃないか」とした。また、大人の会話に入れることで効果的に言葉を覚え、分からない内容でも「どう思う?」と質問し、自分で物事を理解する訓練になるとした。
最後は「文字を愛する子供に」。絵本の読み聞かせはもちろん、読み終わった後、父親にストーリーを話してあげることで、理解力も培えると説明していた。