宮根、麻央さんと有賀さんを重ね…公表する勇気、しない勇気に「考えさせられる」
フリーアナウンサーの宮根誠司が6日、日本テレビ・読売テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」で、1月30日に52歳の若さで急死した有賀さつきさんに言及。病気を公にし、戦う姿を見せ続けた小林麻央さんの生き方を重ね「小林麻央さんの勇気、有賀さんの勇気、人それぞれある」と、人の最期についての思いをつぶやいた。
番組では、家族にも病名を伏せたまま、一人で旅立った有賀さんの生き方について特集。宮根は同世代、同じフリーアナウンサーという境遇のためか、面持ちは沈痛。有賀さんが、残された家族に迷惑がかからないよう、口座なども整理していたことにも触れ、「才能もあり、これから仕事頑張っていかれる年の中で、非常に残念な思いの中で、見事なまでの終活をなさっている」と心底、その生き方に感心。「(家族に)最期に会って、話したいと思いません?そこを全部断ち切って一人で旅立っていくって普通出来ない」と、有賀さんの意思の強さに感服した。
そして「病気を公表して戦っている姿を見せる、勇気ある芸能人の方もいらっしゃれば、有賀さんのように、周りの方だけでなく、ご家族にも病名を隠し続けて、全部自分で背負って旅立っていく生き様っていうのと…。本当に考えさせられました」と、人によって死に対する考えは違うことに思いを馳せた様子。
「小林麻央さんの勇気もそうですし、有賀さんの勇気、人それぞれある」とコメントし、すべてを率直にブログにつづり、病魔と向き合う様子を公表してきた小林麻央さんの生き方、一切語らずたった一人で旅立った有賀さんの生き方、どちらにも敬意を表していた。