東証一時1600円超急落 米国では“リーマン超え”過去最大下げ幅

 6日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は急落し、下げ幅が一時、1600円を超えた。これに先立つ5日のニューヨーク市場でダウ工業株30種平均の終値が前週末比1175・21ドル安と、リーマン・ショックで世界的に景気が悪化した2008年9月29日の下げ幅を上回り過去最大の下落となった。2日の米国市場の急落から始まった世界株安の連鎖は止まらず、アジア株も軒並み下げ、市場ではパニック売りの様相を呈した。

 東京市場の下げ幅は、取引時間中としては日本のITバブル崩壊を象徴した00年4月以来、約17年10カ月ぶりの大きさ。ニューヨーク市場では下げ幅が一時、1597ドルに達する場面もあった。米国の長期金利の上昇をきっかけに、昨年からの上昇基調が一変した。株価下落で企業業績の先行き懸念が強まり、安倍政権が経済界に賃上げを求めている今春闘にも影響しそうだ。6日の東京株式市場の日経平均株価(225種)終値は、前日比1071円84銭安の2万1610円24銭だった。

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