Ｖ６の井ノ原快彦（４１）、ＮＨＫの有働有美子アナウンサー（４８）、柳澤秀夫解説委員（６４）が７日、司会を務めるＮＨＫ総合の生番組「あさイチ」の冒頭で、前日６日夕方に発表した番組卒業を生放送で改めて発表した。井ノ原は近江友里恵アナ（２９）の後任説についても言及。番組開始からレギュラー出演してきたタレントの篠山輝信（３４）は号泣した。

　井ノ原が主導した“朝ドラ受け”後、有働アナが「８年前から務めてきたこのあさイチを、３月いっぱいでこの３人でお伝えするあさイチは終わりということです」と、３人の卒業を伝えた。

　井ノ原は「この後っていうのは、近江さんなんですか？」と直球を投げたが、有働アナは「それねえ、正式に発表されてないからなんか…。新聞とか週刊誌が書くと事実みたいになってるんですけど、ＮＨＫとしては」、柳澤氏は「ＮＨＫですからね」と、正式発表までは明言できないというスタンス。

　井ノ原は「そのままあさイチという番組の精神は続いていかれるわけですから、３月最後の日まで僕らも視聴者の皆さんも、この先も続くように、みんなで一緒に協力していけたらいいなと」、柳澤氏は「言ってみればリレーのバトンタッチ、駅伝のタスキを渡す瞬間だと思うので、ますますこれから３月まで大切な期間になると思うよ」と、最後の２カ月に向けて気合を入れていた。

　スタジオではこの日、出番がないはずの篠山が顔と目を真っ赤にして涙をぬぐっており、井ノ原に「アッキー関係ないのに来てるんだよ、アイツ。何アイツ泣いてんの？」とツッコまれて「かふ、花粉症です」と言い訳していた。