小山明子、左手首骨折で亡き夫・大島渚監督に「もっと優しくしてあげれば」
故大島渚監督の妻で女優の小山明子(83)が8日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演し、昨年、左手首を骨折した時のことを打ち明けた。
司会の女優・黒柳徹子(84)が「去年は去年で大変で、左腕を骨折…」と水を向けると、小山は東京・自由が丘での出来事として「ランチをして、その(リンパ)マッサージに行こうと思ったら、階段一段を踏み外したの。そのレストランで。そしたら一段踏み外したばっかりに、ボキッと折れたんです、左手首が」と明かした。
「それまでは私、骨折なんてしたことない」という小山は、「大島は右手が不自由だから、大変だとは思っていたけど、自分がやってみて初めて、なんて不自由なんだろうって。まだ右手がきくから色んなことできますよ、右手でね。あ、パパは右手がきかなくてどんなにイライラしたことだろう」と、脳出血の後遺症に苦しんでいた夫の心情に思い至ったことを告白。
「初めて申し訳ないことを(した)、もっと優しくしてあげれば良かったと(思った)。励ましてあげたりはしたけど、実際はそんなに生やさしいものじゃなかったですね」と、後悔の念をにじませていた。
なお、女優・山本富士子(86)からは、お見舞いにお菓子が届けられたという。