８日深夜にフジテレビ系で放送された「アウトデラックス」（木曜深夜１１・００）に数々の球団で監督を務めた野村克也と克則親子が出演。昨年、妻の沙知代さんが急死したことを心配したＭＣのマツコ・デラックスに対し、「結婚しますか？」とプロポーズしていた。

　現役時代は名キャッチャーとして活躍し、ヤクルト、阪神、楽天の監督を務めたノムさんこと野村克也氏。女性にモテないから、野球選手となったが、勝利してももてはやされるのはピッチャーばかりなど、ボヤキ節全開でトークするノムさんだったが、突然この世を去った妻の沙知代さんに話が及ぶと、表情は一転。亡くなる直前の様子を語り始めた。

　番組ＭＣのナイティナイン・矢部浩之が「だいぶ生活は変わったんじゃないですか？」と質問すると、「去年くらいから、“死”の話が頻繁に出るようになった」と、夫婦の会話の中で、どちらが先に死ぬかといった話題になることがあったという。

　ノムさんは「俺が先に逝って待ってるから」と言っていたが、実際は沙知代さんが先に亡くなってしまったと寂しそうに話す様子に、マツコが「ちょっと心配してるんだけど、監督のこと。だって普通の女房じゃないじゃない。サッチーよ」と言葉をかけると、「結婚しますか？」と突然プロポーズ。一瞬、驚いたマツコだったが、「いい？」と喜び、「サッチーの代わりできるとしたら私くらいしかいないと思うのよ、ほんとに」と受け入れた。

　しかし、南海キャンディーズの山里亮太が「かなり斬新なお母さんが出来ることになりましたが」と息子の克則氏に話を振り、「そうですね～」と戸惑うと、マツコは「克則のことをやらしい目で見てるお母さんだよ」とアウト発言。克則氏は「生活しづらいです」とやんわり拒否していた。