北島三郎、葛西にレジェンドエール 自身は「東京五輪に備えて『まつり』の勉強を」
平昌五輪の開会式が華やかに行われた9日、極寒の地で戦いに挑む日本代表のメダルラッシュを信じて、芸能界からは次々と激熱エールが送られた。歌手の北島三郎(81)は、スキージャンプ男子の葛西紀明選手(45)ら北海道出身の同郷アスリートに思いをはせた。また、都内で取材に応じた俳優・渡辺謙(58)は、フィギュアスケート男子で66年ぶりの連覇がかかる羽生結弦選手(23)を激励した。
「歌謡界のレジェンド」北島は、「スキージャンプ界のレジェンド」葛西選手に「世界の皆さんへ、この年でもできることを示してほしい」と熱いエールを送った。
2人はともに北海道出身で、道民栄誉賞を受賞している。北島は「話していることがしっかりしている。元気をもらえる」と人柄を称賛。「何歳になってもできることをみせる部分では同じ。少しでも前に向かう姿勢は大好き。すばらしい」と共感と、最年長メダルへの期待を語った。
ほかにもスキージャンプ女子の高梨沙羅選手(21)、スピードスケート女子の高木美帆選手(23)、カーリング女子ら北海道出身の選手が多数出場している。北島は「風邪もはやっているし、健康に気をつけて!北海道の人は頑張り屋。負けず嫌いの日本人魂でいい成績を残してほしい。メダルは全部持って来て!」と平昌で闘う道産子アスリートにメッセージした。
この日は都内で所属レコード会社「日本クラウンヒット賞」の授賞式に登場。自身も幼少期はスキー、スケートを楽しんだとあって「今日は(平昌へ)行きたかった。大回転で出たかった」と笑顔であいさつ。「東京五輪に備えて『まつり』の勉強をしておこうと思う」と東京五輪で歌う気も満々だった。