渡辺謙、羽生の劇的復活に期待 「全世界の注目ですよ」 阪神情報もチェック済み
平昌五輪の開会式が華やかに行われた9日、極寒の地で戦いに挑む日本代表のメダルラッシュを信じて、芸能界からは次々と激熱エールが送られた。都内で取材に応じた俳優・渡辺謙(58)は、フィギュアスケート男子で66年ぶりの連覇がかかる羽生結弦選手(23)を激励した。
いよいよ幕が開けた4年に1度の冬の祭典。注目選手を聞かれた渡辺は、「羽生君でしょう!!羽生君。やっぱり」と即答だった。声のトーンを上げて、ディフェンディングチャンピオンの名前を連呼し、2大会連続の金メダルへ期待の大きさを示した。
羽生選手は昨年11月に右足首を負傷して以降、実戦から遠ざかっている。この日行われたフィギュア団体戦も欠場。“ぶっつけ本番”で偉業を目指すが、「これほどドラマチックなことはないじゃないですか、スポーツの世界の中で」と逆境をはねのけ、氷上で輝く勇姿を思い描いた。
「ショートプログラムは全世界の注目ですよ。16日だよね!?」。競技日程もしっかり頭にたたき込んでいる。NHK大河ドラマ「西郷どん」の撮影中とあって多忙だが、熱視線を向けるつもりだ。
五輪選手の動向だけでなく、阪神ファンとしてキャンプ情報のチェックも欠かさず、「ロサリオ、いいね!!」と念願の大砲に胸を躍らせた。
6~8月に英・ロンドンで主演ミュージカル「王様と私」が控えるとあって、シーズン中に日本を離れるが、「秋には甲子園に行くよ。CSに合わせて、戻ってくるから」と虎の金メダルも願っていた。