アルマーニ制服に桂南光が警鐘 「イジメが始まるで」格差を懸念
落語家の桂南光が10日、読売テレビ「あさパラ!」に出演し、東京・泰明小学校が4月入学の1年生から、高級ブランド・アルマーニを標準服とするとした件について「イジメが始まるで」と“格差”によるイジメへの発展を懸念した。
アルマーニの標準服は服、靴下などすべてそろえると約8万円かかるといい、賛否が起こっている。学校側は導入の理由を「『服育』という教育の一環」とし「(購入か否かは)親の判断で」と説明している。
南光は「子供は(アルマーニを)別に喜べへんで。(喜ぶのは)親や。ただ、親の判断で『うちはアルマーニ結構です』と、(別の標準服で)学校へ行ったら、どんな目で見られる?それこそイジメが始まるやん。これは校長、ちょっと考えさせてもらわんと」と否定的だった。
パネリストのタレント・菊地亜美は「自分が行ってたら着たいかもしれないです。でも自分が親だったらちょっと分かんない」と戸惑っていた。
MCのハイヒール・リンゴは「小学校だったら体がドンドン大きくなっていくから(購入が)1回では済まへんでしょう?」と疑問視した。相方のモモコも「普通やったらお古が回ってくるけど、(実施)1回目やから回ってけえへんからね~」と、知人からお古の制服をもらう“慣習”を利用できない不便さを指摘した。