ET-KING ライブで5人の決意「俺ら、歌っていくしかない」
ヒップホップグループ「ET-KING」が10日、岐阜市内で開催されたイベントに出演。1月31日にいときんさんが亡くなって以来、初めてのライブを行った。雨が降る中、「ギフト」など5曲を披露。MCでは、コシバKEN(37)が「悲しいお知らせもあったりして、寂しい別れがありました。でも俺ら、歌っていくしかないと思っています」とあらためてファンにあいさつした。
また、コシバは「最近みんなから優しさやぬくもりをもらってばっかり」とファンに感謝。「ずっとずっと皆さんのことを思って歌わせてください。歌を聴いてくれるだけで僕ら救われます」と訴え、「しっかり届けていくんで。4月にはアルバムも出ます。もちろん、いときんの声も入っています」といときんさんにも思いをはせた。
コシバらメンバー5人は3日に行われたいときんさんの通夜で、「いときん、(14年に自ら命を絶ったメンバーの)TENNの気持ちも引き継いで、僕たちしか歌えない歌をこれからも歌っていこうと思っています」と活動継続をファンに報告。「(ET-KINGの音楽を)耳にしたときは思い出してください。最高の男たちです。それに負けないように俺たちも日々精進していこうと思います」と言葉を詰まらせながら話していた。