タレントのマツコ・デラックスが１２日、ＴＯＫＹＯ　ＭＸの「５時に夢中！」に出演し、東京・銀座の中央区立泰明小学校が、イタリアの高級ブランド「アルマーニ」のデザインによる約８万円の新制服を導入するというニュースに独自の見解を示した。

　マツコは「中高一貫の都立って増えている。明らかに私立を意識してやっている」と前置きし、「こういうのが好きな人が行く小学校に」と泰明小学校に個性的な立場を与えればと進言。同小学校周辺では学校の統廃合が進んだものの同小学校は残っていることをあげ、「中央区おしゃれでしょ、みたいなのがあるわけじゃん」と指摘。共演した若林史絵も「ドヤ顔して建ってますもんね」と付け加えた。これにマツコは「通ってるお子さんたちに罪はないのよ。通ってる子たちはドヤ顔してない」と子ども達は擁護した上で、「でも、あの学校はドヤ顔で建ってる」と述べた。

　マツコはまた、「だから学区の普通の小学校とは別にして『はい、銀座でございます。銀座の小学校に通わせたい方は、アルマーニの制服でございます。金銭的に多少かかってしまいますが、そういうやらしいお子さんに育てたい方はどうぞよこしてください』」と皮肉をこめた。

　若林は急いで「今の子たちはやらしくない！」と予防線を張り、マツコも「今の子は大丈夫！」と現在すでに通っている子ども達に向けた言葉ではないことを強調した。