タレントのクリス松村が１３日、ＴＯＫＹＯ　ＭＸの生番組「５時に夢中！」に出演し、東京・銀座の中央区立泰明小学校の校長がイタリアの高級ブランド「アルマーニ」がデザインした総額約８万円の標準服を今春から導入することを独断で決定して物議をかもしていることについて、「アルマーニさんもいい迷惑だと思う」「考え方が貧相」と批判した。

　松村は「アルマーニさんもいい迷惑だと思うよ。わざわざ良かれと思って請け負ったのにこんなふうに言われて」と、とんだとばっちりを食ったかっこうのアルマーニに同情。

　「洋服を着るっていうのは、たとえ値段が高くなくても、中身がね、教育をしっかりしてれば、ユニクロさんとか色んな安いところとかあるわけでしょ、みんなが手にしやすい。あれだって、着る人によってはものすごく高級に見えたりする時もあるわけですよ。だから、外見からやっていこうということを公立の学校で子供に教えるっていうことが良くないと思うし」と、服飾哲学を開陳した。

　その上で「８万なんていったらホントに私立の学校のレベルの制服の値段だし、公立ということを考えたら、言ってることがちょっとおかしいのよね、何か。作法とか、そういう教育ができていないで、アルマーニを着せたら態度も良くなってって考え方が貧相！貧相な考え方」と、厳しく指摘していた。