１７日に行われる永世七冠の羽生善治竜王と藤井聡太五段の公式戦初対局となる朝日杯将棋オープン戦準決勝の行方をめぐって１４日、フジテレビ系「バイキング」で白熱した議論が繰り広げられた。

　注目が集まる「天才」と「神の子」対決の行方について、タレントの松嶋尚美は「どっちに勝ってほしいか悩むね～」と困り顔。ＭＣの坂上忍は「僕はベテラン好きだから、羽生さんに勝ってほしい」と羽生竜王推しだったのに対して、ヨネスケは「俺なんかは判官びいきだから藤井君に勝ってほしいね」と１５歳の勝利を熱望した。

　アンガールズの山根良顕は過激に羽生竜王にエール。「羽生さんがボコボコにたたきのめしてほしいです。将棋はそんなに甘いもんじゃないぞ、と」と語気を強めた。

　両者はこれまで非公式戦では１勝１敗だが、山根は「野球でもオープン戦では、打ちやすいところに投げてホームランとか出るんですけど、公式戦ではビシッと抑える」と野球界を引き合いに出して「最初に（羽生竜王が）負けたのは将棋界を考えてのことと思うし、絶対に勝ちます」と羽生竜王の勝利を確信していた。

　番組内ではひふみんこと加藤一二三九段の予想も紹介。「羽生竜王は短期決戦が得意で、藤井五段は考えるタイプなので持ち時間４０分では、羽生竜王が有利なのでは」と羽生竜王の勝利を予想していた。